この記事では,いままでに作ったり貢献したりしたものの中で,一つの記事を作って紹介するまでもないものを紹介します.

埼玉県 新型コロナウイルス対策サイト(非公式)

埼玉県の有志で立ち上げた,非公式のコロナウイルス関連情報サイトです.僕はテーブルの微調整や多言語対応部分などを担当しました.

新型コロナウイルスのパンデミックが始まった頃,各都道府県ごとに情報をまとめるサイトはほとんど存在しませんでした.まずはじめに東京都の有志が東京都の情報をまとめたサイトを作り,他道府県の有志がフォークする形で派生していきました(派生サイトの一覧).

当初,埼玉県サイトには日本語表記のみでしたが,簡単な漢字とひらがな交じりの「やさしいにほんご」を追加するというissueが立てられました.そこで僕は,「やさしいにほんご」と英語の翻訳を同時に実装しました.

英語を同時に実装した理由は,主に自分の経験からです.埼玉県に住む外国人の方全員が日本語を読めるとは限りません.日本語を読めなくても英語を読める人にとっては,英語での表記があったほうが良いだろうと思いました.もし英語が読めなくても,Google翻訳では「日本語→他の言語」よりも「英語→他の言語」の方が精度が高いので,少しでも助けになるはずです.

2022年2月現在,東京都のコントリビュータは300人超に対して,埼玉県は十数人です.基本的には東京都の方々が作った機能を使わせていただきました.そのため,東京都の方々の翻訳を埼玉県にも適用しつつ,埼玉県独自で必要な部分は自分や友人の力を借りて翻訳しました.

緊急事態宣言が発令され家から全く出ることができなかった時期に,すこしだけ埼玉県に貢献することができたと思います.英語対応は僕がやらなくても誰かがやっていたでしょうが,緊急事態宣言が発令してすぐの時期に英語を追加できたのでよかったです.

UEC掲示板BOT

UEC掲示板Botは,twitterで#uec_kgというハッシュタグがついた投稿をリツイートするアカウントです.

僕が通っている大学の掲示板は50m超の長さを誇り,自分に必要な情報がなかなか見つかりません.さらに数年前のお知らせが何枚も放置されているのもノイズになっています.

そのため当時の電通大生の間では,新しいお知らせが投稿したらtwitterに写真を投稿する人が多くいました.自分のフォロワーのクラスメイトに周知するためです.

僕は,一括でこれらの情報を管理できたら便利になると考えました.そこで,#uec_kgという専用のハッシュタグを作り,このツイートを自動でリツイートするBotをAWS上で作りました.電通大生の誰もがこのBotを確認すれば,最新情報を得られるというものです(もちろん誰かが掲示板をみることは必要ですが).

このHP

このホームページは,Google Cloud Platform上に建てたUbuntuサーバで動かしています.

CMSにはGhostというものを使っています.Ghostはあまりいじらなくてももともとデザインがとてもきれいなので使っています.しかし日本ではあまり使っている人がいないため,基本的にトラブルシューティングでは英語のサイトを使うのがネックです.そこが大丈夫な人ならきっと気にいると思います.

また,同じくGhostを使い,母校である埼玉県立浦和高校の弓道部OB会のHPを作りました.基本的な構成はこのHPと同じです.