先週,高知の山奥で2泊3日の研究合宿を行いました.
僕は同じプロジェクトに参加している他大学の学生2人と一緒に,OpenJDKのJITコンパイラのコードを読み,少しだけ手を加えた.
同じコードを読んでも自分の理解が一番遅く,だんだん置いてきぼりになってししまった.普段コードを読んだり書いたりする量の違いを感じた.
飲みの席では教授から「酒を飲みながらコーディングするのは難しいけど,酒を飲みながらコードリーディングするのは案外うまく行くことがある.細かいところを気にしなくなるから.コードを読むときは深みに嵌らないことが大切です.」との言葉をいただいた.
思えば自分はコードの気になるところを読んでいるうちに自分が最初にやりたかったことを忘れてしまうタイプだ.抽象化思考というか,いいかんじの適当さが足りない.
他の人と一緒にコードを読んで考えたことを話すということは今までやったことがなかった.どのようなペースで読み進め,どの程度手を動かすのか.それを見ることができただけでも良かったかもしれない.