概要
1月6日から8日にかけてラフォーレ修善寺にて行われた第64回プログラミング・シンポジウム (通称プロシン) に現地参加しました.僕にとってははじめてのプロシン参加かつ初めての現地参加でした (以前参加したPPL2022はリモートのみでの開催).
自由な雰囲気
最初の発表が始まってまず驚いたのは議論の雰囲気です.前方にはスクリーンが2枚あり,1枚は発表用,もう1枚はslackでの議論用でした.slackの方では,現地・リモートに関わらず誰もが気軽に議論に参加していました.
夕飯後のポスターセッションでの様子.
これを見てホームページにあった一文を思い出します.
プログラミング・シンポジウムは通常のシンポジウムとは異なり,自由な雰囲気の中で,計算機の無限の可能性を開拓していく「夢のシンポジウム」を目指したものです.
論文・発表募集のご案内から引用.
まさしく自由な雰囲気を感じました.
とはいえ,ゆるさを感じさせつつ,質疑応答では鋭い質問が飛び交っていました.僕たちの発表・デモでは,自信を持って答えることができない質問を受けることがありました.その後主著者と話し合い,「〇〇といったようなデータを示す必要があるのではないか」とアイデアが浮かびました.今月末締切の修士論文までになんとかできればと思います.
分野の豊富さ
プロシンは多方面から参加者が集まります.分野は違えどとても興味が湧く発表がたくさんありました.
個人的には,プログラミング言語Viscuitの開発者の方のお話,オープンストリートマップのお話,Ruby処理系のお話が面白かったです.
ごはん
発表の時間が終わるとご飯です.
一日目の夕飯.炊き込みごはんが美味しくて毎日お代わりしました.
夜のセッション
夕飯が終わると夜のセッションです.
1日目はポスター・デモとGPCC,2日目は投票で決まった「悪用厳禁! Python ワンライナー術」が開催されました.僕の知ってたPythonはPythonじゃなかった.
温泉・自由討論
夜9時に公式のイベントはお開きとなりました.
しかし,まだまだプロシンは続きます.
大浴場のすみの方では,先生と学生がなにやらビジュアル言語の話をしていました.またホテルのロビーではお酒を片手に夜三時まで(!)お話をされていたそうです.僕は主著者と発表スライドの手直しやお疲れ様会をしていたためそちらには参加しませんでした.少しでも顔を出してみればよかった…
おわりに
この記事の他にもプロシンの紹介記事はたくさんあります.オススメは幹事団のお一人Dai MIKURUBEさんによる『プログラミング・シンポジウムへの招待』です.
ちょうど研究室に所属した時期からすべてリモートになってしまったので,現地参加は念願でした.開催に向けて尽力してくださった幹事の皆様,また発表者・参加者の皆様に深くお礼を申し上げます.
会場からの眺め.